



新着情報
2026月5年17日
Iさんと一緒に歩く道
毎週金曜日の夕方のこと。通所先から歩いてむくむくに来るようになったのはコロナの頃から。 時々他の事業所のお迎えの車に乗ろうとする時もありますが、すぐに納得して(あきらめて?) 歩き出します。「こう」と言って介助者の手を握り、「危ない」と安全確認もしっかり。猫背の介助者の姿勢を正すよう、「こう」と言って胸を張ってみせる姿は、どちらが介助者が分かりません。
途中何度も立ち止まり都営住宅や道の向こうに手を振ります。誰かが見えているのでしょうか?聞いてみましたが、「分かんねえ」と職人気質のお父さん譲りのべらんめえ口調。自販機でお茶を買うことになっているのですが、本当はコーヒーが買いたい。いつも介助者にお茶ボタンを先に押されてしまうのですが、未熟な私はタイミングを間違えて缶コーヒーが。すばやくリュックにしまうIさんに何度もお話すると、お茶と交換してくれます。(えらい。でも缶コーヒをゴミボックスに投げ入れた時も。。。実は15年前にお母さんが糖尿病で亡くなったので、コーヒーからお茶に変えたのです)そんなやりとりも楽しく、不機嫌な時はぶつぶつ言いながら、むくむくに到着すると、着替えを選び女性スタッフと入浴し、夕食を作って食べて自宅に帰っていました。
先日父子家庭だったIさんのお父さんが急逝されました。お葬式に参加する日も同行支援しましたが、ご遺体に向かって自ら何度もおじぎをしたり、ちょっと怖かった火葬場
でも取り乱すこともなくお骨を拾ったり、立派でした。 これからはグループホームが自分の家になります。
晩年放課後デイで地域のこどもたちを見守っていたお父さんのご冥福をお祈りするとともに、地域の支援者と連携しながら、彼女らしく健康でずっと長生き出来るように支援していけたらと心に誓っています。
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